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復職体験記ライブラリ

このページでは、バックアップセンター・きょうとを卒業して、
無事に復職されたOBの皆さんの体験記を掲載しています。

社会復帰にあたってのコツ

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BUCを卒業して

メンバーさんとスタッフさんとの出会い

通所期間:2015年10月16日~2017年1月27日


私は、これまで40歳になってから4度の休職を繰り返してきました。
休職するたびに、働く期間が短くなり、反対に休職期間が長くなっていきました。休職すると、心が折れるのが早くなり、職場に対する後ろめたさを感じてきました。
職場に理解してくれる人や相談する人が誰もいなかったため、いつも不安や孤立感を感じてきました。
今回も、睡眠不足やメニエール病が発症し、職場に向かうと耳鳴りや吐き気、めまいなどが頻繁に出てきました。
そして、最後には駅で倒れ救急車で搬送されるところまで、心も身体も追い詰められていきました。


BUCの通所の動機は、当時通院していた病院の主治医から何回も同じ事を繰り返しているので、1回入院するか、リワーク施設に行くか勧められました。そして、主治医から、この施設はどうかとBUCを勧められました。それからすぐに、BUCを見学しに行きました。


自分の中ではBUCに通所して卒業するということが、とても不安でやっていけるか心配でした。
しかし、今までと同様にしていたら自分自身も変わらないと思い、BUCに通所することを決意しました。


それからBUCに通所することによって今までは、家での自宅療養をしてきたため、どうしても生活リズムが乱れていたので当初は、BUCに行くのも大変で休みがちでしたが、少しずつ慣れてきて規則正しい生活リズムを取り戻すことが出来ました。


後、メンバーさんとスタッフさんとの出会いが一番大きかったです。
メンバーさんは私と同じ様に苦労されている方々がいることを知り、スタッフさんは行き届いた観察やアドバイスをいただき、私が苦手だった人とのコミュニケーションがとれるようにもなり、メンバーさんやスタッフさんに自分の不安な事を質問して、いろんな事を学び気づくこともできました。
BUCに通所し、今では卒業するまでになりました。復職後は、BUCで学んだことを活用し、継続して仕事を続ける事を目標とします。


BUCの通所期間中、ご支援ご指導いただいたスタッフの皆様、並びにメンバーの皆様には大変感謝しております。
OB交流会などでまた、皆様とお会いしたいです。皆様の笑顔と元気な姿を見ることを楽しみにしています。自分も負けずに笑顔で元気な姿でお会い出来る事を望んでいます。

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