デイケア・リハビリ
デイケア・リハビリ
Rehabilitation

精神科デイケア リカバリーセンター「きらり」

精神科の診断を受けておられる方が、再発や再入院をせずに、地域社会で役割を持ちながら充実した生活を送れるよう支援する、通所型のリハビリテーション・サービスです。
生活リズムや体力の回復に加えて、社会で人と関わる中で必要となる対人技能やコミュニケーション力の練習や、疾患についての勉強なども行っています。

「きらり」の位置は、このようなイメージです。自分のペースで過ごせる生活と、ストレスのかかる社会生活の中間にあります。自宅療養からそのまま社会生活に戻ると、そのギャップで疲れてしまうことがあります。
きらりでは決まった時間に動く生活リズムや体力を回復させ、自分の得手不得手を再確認して自己理解を深めることができます。また、「きらり」をベースにして、社会に出たあとも慣れるまで相談や休息をする場所として使っていただくことも可能です。

「きらり」には先々仕事をすることを目的としている方が多くおられますが、それだけでなく、ご自身のこれからの生活や役割を考え、探していく方のお手伝いもしています。「まだまだ先のことは考えられないけど……」という方でも、通所されている皆さんとともにプログラム活動を行う中で、ご自分の方向性を見いだしていかれます。

日々の生活にお悩みの方

こんなことはありませんか?

  • 体力が落ちてしまった。何もしても疲れやすく長続きしない。
  • 人との関係で嫌なことがあってもうまく言えない、対処できない。
  • 初めての場所や人が苦手になった。
  • 気持ちの切り替えが難しい。
  • 急な変更に対応することが難しい。
  • 覚えていたことを忘れてしまう。
  • メリハリのない1日を過ごしている。

何とかしようかなと思うけど……

  • 何かしようと思うし、できると思うけど、行動にうつせない。
  • やりたくなったらやろうと、つい先延ばしにしてしまう。
  • もうちょっと良くなってから……
  • 今は、まだ気が向かない。

とりあえず、動いてみませんか?

私たちは、全ての準備が整ったから行動を起こせるのではなく、「とりあえず」「まだ十分じゃないけど」という状態であっても、やり始めることで良い刺激が心身を活性化して、さらにいろいろなことができるようになります。
実際にやってみると、じぶんでもわからなかったご自身の「できること」が見えてきます。

担当スタッフがつきます

とはいっても、一人で頑張るのは難しいことです。「きらり」はさまざまな方が利用されており、状況や悩み、うれしかったことなどを利用者の皆さん同士で共有できますし、専門のスタッフが個別担当でつきますので、その方に合ったプログラムを相談していきます。

心理教育、疾患の勉強会について

統合失調症講座、気分障害圏講座、発達障害専門プログラムをそれぞれ週に一回行っています。講義やワークを通じてご自身の特性を理解していただくなかで、再発を予防するコツや社会にうまく適応するコツを会得していただけるよう工夫しています。

リカバリーセンターきらりについて

開所時間

  • 月~金    
    9時~15時(9時~12時、12時~15時のショート利用可能)
  • 最低利用回数 
    週2回ショート(状態によって相談可能です)
  • 利用期限   
    3年(最終の1年はフォローアップの期間です)
  • スタッフ   
    医師、看護師、臨床心理士、精神保健福祉士、作業療法士

週間プログラム

発達障害講座について
発達障害の中でもASDの傾向が出ている方が主な対象です。自己理解を深め、新しいスキルを身につけ、それぞれの方に合った「処世術」を身につけることを目的にしています。
同じ傾向を持つ方が集まるので、いろいろな思いや悩みを共有することもできます。
診断を受けていることが条件ですが、そうでない方も、当院で心理検査を受けることができます。
詳細は、きらりにお問い合わせください。

心理室のご案内

ご利用方法

利用希望の方は、まずは見学にお越しください。見学は随時お受けしています。
見学ご希望は、直接デイケアに連絡して頂くか、主治医・看護・相談員に伝えて頂いても結構です。

見学をご希望の方は

Tel(ダイヤルイン):
0774-31-1360
(内線:3625 もしくは 3627)

当院・当法人クリニック利用の方

見学後、主治医の許可が得られれば、利用して頂けます。

当院・当法人クリニック以外を利用の方

他院で受診されている方も主治医を変えずにご利用することができます。
通院先の主治医の許可があれば、紹介状を持参の上、当院デイケア担当医の診察後、利用して頂けます。

よくあるご質問

Q. ちゃんと通所できるか、うまくできるか心配です。
上手くできなくても大丈夫です。目的はデイケアでうまくやることではなく、地域社会の中で再発せず充実した生活を送れることです。
そのために何が必要か? 今できることは何か? なにが障壁になっているのか? などをスタッフも一緒に考えていきます。
Q. 3年たったらスパッと終わりになるのですか。
「きらり」の平均利用期間は1年半です。2年目に入ったら、「きらり」卒業後のことを考えながら、次のステップに向けて具体的な動きをとったり、利用できるサービスの見学に行ったりします。それまでにも定期面談がありますし、都度、状態を確認しながら進めていますので、いきなり終了になることはありません。
Q. どんな人が来ていますか?年齢層や男女比は?1日をどう過ごすの?
平均年齢は30代半ばです。男性の登録が若干多いですが、日々の参加の中ではあまりに気になりません。1日に大体20名程度の方がおこしです。
来られた皆さんは、朝は体を動かして、午前と午後にひとつずつプログラムに入り、そのあいだのフリータイムでは談話や交流、自己課題に取り組んでおられます。
Q. 精神科のリハビリってよくわかりません。
身体科のリハビリでは、「この状態ならこのリハビリを行う」というのがハッキリしている場合が多いのですが、精神科のリハビリでは、みなさんにも共通して学んでいただくことをベースにしながらも、その方の特性や使える能力を個別に見いだし、それらを人々との関わりのなかで生かす術を練習していきます。