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うつ病ってどんな病気?(1)うつサポート室トップへ戻る

人は誰でも、調子の良いとき、悪いとき、元気のいいとき、出ないとき、何事もうまくいくとき、いかないときがあります。気分には浮き沈みがあるものです。でも、気分が沈み込んでいつまでも回復しないときには、「うつ病」という気分障害になっているのかもしれません。

うつ病になると、どんな症状が出るのでしょうか?
大きく分けて、感情、思考、意欲など心の中の「精神症状」と、体に現れる「身体症状」とがあります。

「精神症状」としては、憂うつな気分、不安、心配、いらいら、悲観的に考える、自分を責める、何もやる気がしない、今まで楽しんでいたことでも興味・関心がなくなるなどがあります。重くなると自分は悪いことをしたと思いこんだり、もうお金がなくなり生活していけないと思いこんだりといった妄想にとらわれたり、自分なんか死んだ方がましだと考え、自殺を考えたりすることがあります。また、うつ病では心の中だけではなく体の面でも、頭が重い、肩が凝る、胸がドキドキする、のどが詰まる、食欲がなくなる、夜眠れない、性欲が落ちるなどの「身体症状」が現れるのです。

うつ病になった方は、「どうして私だけがこんなつらい病気に…」と考えます。
実はうつ病というのは「心の風邪」と呼ばれることもあるほどに、ありふれた病気なのです。最近の調査では、男性で4.2%、女性で8.3%の人がうつ病にかかったことがあるとわかりました。15人に1人はうつ病の経験があることになります。決して珍しい病気ではなく、誰にでも起こりえる病気なのです。

ただ、うつ病には「なりやすい性格」というものがあると言われています。それは、社交的である、まじめで几帳面、責任感が強い、仕事熱心でやり始めたら徹底的にする、などの特徴です。これらは決して悪い性格ではなく、むしろ対人関係でも、また仕事においても望ましい、ほめられるべき美点と言って良いでしょう。
ただ、忙しすぎたり、プレッシャーがかかったりといったせっぱ詰まった状況が続くと、柔軟に考えることができず、ついついがんばりすぎてエネルギーを使い果たしてしまい、疲れ果ててうつ状態に陥ってしまいがちなのです。

精神科医師 露木美也子

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栄仁会新田辺診療所