イメージ
病院のご紹介

お問い合わせ・ご相談


理事長ご挨拶

宇治おうばく病院の現状と今後


三木秀樹 宇治おうばく病院は、これまでも地域の皆さまに安心してご利用いただける、地域に根ざした信頼のおける病院となるため、早くからさまざまな取り組みを続けてきました。
そして法人としては、(1)統合失調症・躁うつ病等 (2)うつ・ストレス性障害 (3)認知症 (4)内科・療養の四分野を主柱に、医療・介護環境を整え、専門職をそろえ、入院・外来・在宅を切り離さずに、医療・介護・リハビリサービスの提供できるネットワークを整備してきました。

(1)統合失調症・躁うつ病等の分野
平成21年10月より、精神科救急病棟を開設し、「京都府精神科救急医療施設輪番制度」に参加しました。そして、平成24年2月にはさらに精神科急性期病棟を開設し、その機能を強化しています。
また、平成22年4月に就労移行支援事業所「ワークネットきょうと」を開設しました。さらに、就労・就学など社会復帰に向けた準備のステップアップを支援する、短期通所型精神科デイケア「きらり」を、平成23年7月より生活支援型デイケア「みらい」から分離しました。
この様に、精神科急性期の入院医療ばかりでなく、退院後のフォローアップとしての病状の安定維持に加え、自信の回復(リカバリー)、就労支援にもつながる精神科リハビリにさらに力を注いでいます。

(2)うつ・ストレス障害の分野
現在の新患外来受診者の7割から8割をうつ・ストレス疾患の方が占め、その治療が重要となってきています。これらの方のさまざまな要望に応えるべく、「うつ病ユニットパス」方式、多職種によるチーム医療を導入した「うつ・ストレス病棟」を内科一般病棟で運営しています。
また、うつ病の方の『復職トレーニング専門デイケア(バックアップセンターきょうと)』を平成18年2月に開設し、平成23年7月、サテライトクリニックである「京都駅前メンタルクリニック」の移転に伴い、診療所付属のデイケアとして烏丸七条角のビルの5階に移転しました。今後はさらに広範囲からの依頼に応えられるように、さまざまなノウハウを蓄積し、うつ病の方の復職を応援していきたいと考えています。

(3)認知症の分野
認知症の医療は、「必要な期間だけの、タイムリーな、短期間の入院治療」と「在宅での介護保険サービスとの協働によるサポート的医療」と考えて、認知症疾患治療病棟の機能強化、及び介護保険事業所(訪問看護・介護ステーション、グル―プホーム、認知症対応型デイサービス、小規模多機能型居宅介護事業所等)の整備を進めてきました。
平成24年12月に認知症疾患医療センター(地域型)に指定され、また、平成26年3月の新田辺メンタルケアセンターの移転・リニューアルに伴い、宇治久世地域だけでなく綴喜地区でも他のセンターや地域の医療機関・介護保険事業所・行政と連携し、認知症治療の地域の中核としての役割を担っていきたいと考えています。

(4)内科・療養の分野
当院には常勤の内科医が5名在籍し、CT室、MRI室、内視鏡検査室等も設備され、放射線技師も3名常勤しています。精神科医も在籍し、合併症病棟が整備されているため、他病院で対応困難な、認知症、せん妄、幻覚妄想状態等を伴う内科疾患患者の入院治療にも対応できます。

一般精神科疾患患者や認知症疾患患者の内科的身体合併症に対して、また内科疾患患者の精神面に関して、外来、入院を問わず、内科医と精神科医が連携して心身両面から治療にあたっています。
今後はさらに他病院との連携を図り、当院の特色を生かした医療で地域医療に貢献していきたいと考えます。
医療法人栄仁会 理事長 三木秀樹